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まだまだ暑いですが、少し季節を先取りして今回は紅葉の名所『わたらせ渓谷鐵道』をご紹介させていただきます。
わたらせ渓谷鐵道は群馬県と栃木県の渡良瀬川沿いを走る鉄道路線で、毎年１０月下旬頃から１１月下旬頃、足尾駅では紅葉の見ごろとなります。主に、モミジ、カエデ、ナナカマドといった樹々で朱色に紅葉する光景を見ることが出来ます。
紅葉は有名ですが、それだけではございません。日本らしく春夏秋冬それぞれの季節が楽しめるので、海外の方にも是非お勧めしたいスポットのひとつです。春は菜の花や桜、花桃などの花々が咲き誇ります。特に神戸駅が花桃の名所として有名です。塙駅近くにございます今夜戸・大花街道は1500本の花桃が２kmにわたって咲き誇っており、「花桃街道」として多くの人々に親しまれています。
トロッコにはいくつかタイプがございますが、夏にお勧めしたいのは窓ガラスのないオープンタイプのトロッコ列車です。さわやかな風を全身で感じることが出来るので夏らしくあり、おススメです。また、秋も窓ガラスのないオープンタイプのトロッコに乗ることが可能なのでより自然を感じることが出来ます。
冬はわたらせ渓谷鐵道の１７駅すべてでイルミネーションが施されています。タイミングが合えば雪とイルミネーションを同時に楽しむこともできます。各駅の飾りつけは地元のボランティアの方たちによるものです。寒い時期に訪れてくれる観光客に少しでも楽しんでもらおうと始まったのが毎年恒例となり、今ではわたらせ渓谷鐵道の冬の風物詩となっております。
紅葉が有名ではありますが、地域の方の取り組みもあり、どの季節に行っても楽しめるそんな素敵な観光スポットです。日本の四季折々を感じることできるので、海外の方にもお勧めしたいようなスポットです。